勤務先のカレンダーが祝祭日関係なしだと、世間並みではないような寂しさを感じてしまう。
 そんなわけなので、午後休を取ってオフ会へ行く。カラオケボックスで十数名が何も歌わず、ひたすら中居話に没頭する。充実している。今、わたしの人生は充実している。ヨロコビに浸ること数時間。わたしともう一方、チケット無しのふたりを除き、みなさん東京ドームへ。暮れかかり、高く澄んだ空を見上げれば、都会の喧騒の中に寂しさを思う。

 ああ、ドームへ入りてー!

 帰宅し、ネムネムなのに「古畑vsSMAP」を見てしまう。以外にも、少しだけライブの気分を味わえた。以前に見たときにはそんなこと思わなかったのに。今年、初めてライブに行ったからだ。実感というものを、改めて知った。
 
 どんな理由があっても、殺人を容認できない。彼らの行動は間違っていた。一生分の知恵を五人で搾り出して、殺さずに解決する方法を見つけ出さなければならなかった。共に手を汚す友情ではなく、誰も手を汚さず傷つけない友情があったはずだ。
 若さは戻る道を用意せず、まっすぐ疾走する。もし今、同じようなシチュエーションでドラマを作ったら、もっと違った解決へと導かれるだろう。おとなになった彼らは、重ねた経験の分思慮深く、細密になっているはずだ。誰も人が死なない、殺人を回避するサスペンスがあってもいいじゃないか。
 今となっては夢のように豪華なドラマ。実現した日にゃ、泣くな。

 三谷さんが、中居くんにシナリオのチェックを頼んだとき、中居くんが木村くんを「拓哉」と呼ぶセリフがあり、「いや、これはちょっと」と、直してもらったと、サムガか何かで聞いたことがある。
 上ふたりが「拓哉」とも「正広」とも呼ばない。この距離感が、スマップなのだと思う。

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