学んで歩く

2006年11月14日
「僕の歩く道」
 輝明は小さな奇跡を起こす。奇跡が大げさなら、変化でもいい。それは彼自身にも、周りにも起こる。
 自分から傘を差し掛けることができたり、嬉しいときに笑えたり。食堂に新しいメニューが加わったり、受け入れられなかった現実に向き合えたり。
 輝明にはできない事や分からないことがたくさんある。例えば、自分の言動が周囲の人にどんな思いを抱かせるか。彼にはそれが推測できない。だから失敗し、教えられ、ひとつひとつ覚えてゆく。周囲の人たちも、輝明のことが分からない。だから彼の行動を知り、その意味を覚えてゆく。学んでゆく。
 人が社会で生活するというのは、関わる人びとのことを、ひとつひとつ学びあっていくことではないだろうか。
 このドラマを見て、そう思う。

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