ハゼと、スノーサンゴと、黒法師と、火祭りと、熊童子を植え替える。
 

 ハゼは、おととし買った時には7本だったのが、去年植え替えたときには2本枯れて5本になり、今年はさらに1本枯れ、4本になってしまった。寄せ植えに偶数というのも様にならない気がして、浅鉢に3本、マメ鉢に1本と分けて植えてみた。
 植え替えは、3月のまだ芽が動き始める前にやるべきで、すでに新しい葉が開き始めているうえ、根を切り詰めたので、心配だ。それに、浅鉢には苔を貼る必要がありそうだ。この先の季節、表土がむき出しだと、朝に水をやっても夜には干上がってしまうかも。どこかで苔を調達しなければ。

 スノーサンゴも大幅に根を切り詰めた。枝は2度切り詰めている。ワタカイガラムシが付いてしまったからだ。葉が斑入りで白っぽいので、見逃しやすい。跳梁、許すまじ。

 黒法師は、昨年秋にちょうど良い大きさの鉢に植え替えたのに、生長が著しく、すっかり鉢は小さくなってしまい、安定が悪いこと夥しい。風が少しでも強いと倒れてしまう。山野草鉢からテラコッタの鉢に替えた。他の多肉植物とは違い大きくしたいので、多肉植物用の用土に観葉植物用の用土を混ぜてみた。悩みの種は、茎が人間の背骨のようにS字カーブを描いてしまったことだ。盆栽のような曲げはいらないのに。

 仕立て直しのために、親株と挿し穂を別にしておいた火祭りは、浅い塗り鉢にまとめた。その名の通り燃えるような赤い葉が映えるように、瑠璃色の鉢を選んだ。百均だけど、なかなか良い。水をふんだんに与えると紅葉が失せ、ただの緑色になってしまう。ご用心ご用心。

 熊ちゃん(熊童子)もハゼ同様、買った時には3株だったのが、1株だけになってしまった。肉厚の葉の先に切れ込みが入り、小熊の手のようで愛らしい。大好きなのに。夏が苦手のようだ。でも、我が家で夏に涼しいのは冷蔵庫の中だけだ。どうしよう…。

 もう一鉢。サボテンも植え替えることにした。鉢からはずしてビックリ。根と土が渾然一体となって、固化した腐葉土のようなありさまだ。竹串でほぐそうとしたが、根なのか土なのか分からない。そこで、水で土だけを洗い流せないかやってみた。なんかもう、土がないみたい。吸収されて、根になってしまっているみたい。もちろん、あり得ないのだけど。結局、太い根だけを傷つけないように竹串で解きほぐし解きほぐし、整理した。すぐには植えずに、根が完全に乾くまで待つ。

 他にも、エニシダと白絹姫も植え替えたいのだが、用土が足りなくなった。買ってこなくてはならないのだけど、土って重い。こんな時には、車の運転ができればと思う。

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