昼に食べた無印良品の野菜カレーは辛かった。涙が出た。

「マチベン」
 安楽死を扱った内容もさることながら、沢田研二と岸部一徳が同じ画面で相対しているのを見るのが感慨深かった。
 二人ともジュリーではなく、サリーでもなかった。当たり前だけど。役者沢田研二であり、役者岸部一徳だった。
 で、思った。いつか役者中居正広と役者木村拓哉が、ひとつの画面で相対することがあるだろうかと。最近はコントですらないからなあ。
 木村くんは一夜限りで「HERO」が復活する。何年たったのかな。どうして、今?と思わなくもない。正直言うと、うらやましい。

 中居くぅーん。

 このところテレビドラマのことばかり書いているが、「クロサギ」
 山ピーのセリフの語尾が気になり始めた。1、2回は気が付かなかったのだが、書き込みなどを読んでから見たら、確かに癖がある。困ったな。そこにばかり神経がいってしまいそう。
 このドラマ、主人公の黒崎には陰がなくなってしまった。彼が詐欺師を憎み、詐欺師を嵌めるクロサギになったのかがすでにつまびらかになっているからだ。ただ、彼がけして正義の味方ではないところに、面白みが残っている。それと得体の知れない脇を固める人物たち。法の正義を絶対的と信じていた氷柱の変化。
 注文をひとつ。山ピーの変装がうまくない。どんな格好をしてもアイドルの匂いを消せない。顔がどうしようもなくアイドルなんだけど、でも役者ならそれを消さなくちゃね。現にやっているアイドルはたくさんいるのだし。まだ、ガラスの仮面は被れていないよ。

 スマップの面々は、早くからテレビドラマや映画、舞台を経験しているが、それ以上にコントをやってきたのが大きいように思う。ドラマの役は、ドラマ自体が作り物である以上、非日常的人物ということになる。これがコントとなると、さらにありえない人物を演じることになる。人物ですらないことだってある。彼らは役に合わせ、容姿すら変えるすべを身に着けている。変わっているように、見るものに錯覚させるといったほうがいいだろうか。
「愛ラブSMAP」で初めて彼らのコントを見たときの衝撃を忘れられない。

 被り物も辞さないアイドルがいるとは!

 それまでわたしにとってアイドルはひとくくりにアイドルだった。個人もグループもなく、ひとからげに「アイドル」だった。コントを見て、スマップはスマップとして独立した。
 片手間などではなく、真摯にお笑いに取り組むアイドル。彼らが作り出したスタイルは、後輩たちにも受け継がれている。
 でも、嵐がデビューしたときに中居くんが言っていた。「嵐には正統派のアイドルになって欲しい」

 新しいアイドルって、どんなのだろう。誰がそれを担うのだろう。

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